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nico

イラストレーター

専門学校を卒業後、デザイン会社で働きながら作家活動を続けるnicoさん。とにかく絵が好きで、点描を中心とした作品を販売しています。そんな彼女に、点描の魅力と興味を持ったきっかけについてお聞きしました。

人の手数が目に見えるところが点描の良いところ。

イラストはいつ頃から描いていたんですか?

小さい頃から絵を描くのが好きで、自由帳を絵でいっぱいにするような子供でした。私には絵しかない!って思って、デザインの専門学校に入ったんです。卒業後はデザイン会社に就職して、イラストも趣味の範囲でなんとなく書き続けていたけど、公に発表はしていなくて。きっかけはファミレスの紙ナプキンでした(笑)。軽く落書きをしてたら一緒に居た友人がすごく喜んでくれたんです。それがとても嬉しくて、それから、積極的にネットに自分のイラストを載せて外部に発信していくようになりました。

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すごい細かい点描ですね。

はい、点描の作品が多いです。絵を描くのは好きだけど、正確に綺麗に形を捉える事が出来なくて、デッサンがとても苦手でした。そんなときに高校の授業か何かで点描を教わったんです。それまで受験デッサンばかりやっていた私にとって、点描はいい息抜きになりました。それからすっかり魅了されて、点描中心で作品を作るようになっていきました。

動物を描くのが好きなんですか?

動物が全般的に好きで、中でも毛があってモフモフした動物が好きです(笑)それを描くのって結構難しいといつも思うんですけど、意外と点描って毛の表現とかに適しているんじゃないかと思う所もあって。細かい点で、一本一本の毛を表現できるので動物を描いている時はすごく楽しいです。

描くときは基本手書きですか?

基本的にミリペンを使って描いていて、彩色はデジタルで行っています。私は絵から手数を感じられるような作品が好きなんですけど、点描は特にそれを見て取る事ができるので、人の作品を見ていてもすごく面白いしずっと見てられます。私も、人が無意識のうちに絵の細かいところまで見てしまうような作品を作りたいと思っていますが、ちょっと気を抜くと細かさにむらが出てしまって、クオリティが下がってしまうので、やると決めたら集中して描いています。

とにかく絵が好き。
もっと描けるテイストの幅を増やしたい。

点描以外にも色んなテイストの作品がありますね。

はい、点描以外にも自分が描いてみたいと思ったものは積極的に描くようにしています。ゆるキャラっぽいものを描いてブローチにしたり、ラインスタンプを作ったりもしました。

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nicoさんは絵を描きたくなくなったり、絵から離れたいと思うことは無いんですか?

描きたくない!とまではならないけど、やっぱり行き詰まることはあって一旦離れたくなったりします。そんな時はペンを置いて絵から離れるようにして、ネットでいろんな人のいろんなテイストの作品を見てます。

ペンを置いてもやっぱり絵のことを考えているじゃないですか!

そうですね(笑)やっぱり絵を描くのがすごく好きなんです。そうやって色んな人の絵を見ているととてもエネルギーを貰えるというか…。ゴゴゴ!って力が湧いてくるんです。そうやってだんだんテンションが上がってきて、また描きたくなります。

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本当に絵が好きなんですね。では最後に、今後の展望を聞かせてください。

点描だけでなく色々なテイストの絵を描けるようになって自分の表現の幅を増やす事と積極的にイベントに参加して自分の作品を人に見てもらう機会を増やしていく事が今の目標です。点描ももちろん続けて行きますが、それだけでなく、人が身につけられるような作品も増やして行きたいと思っています。

nico

イラストレーター

東京デザイン専門学校卒業後、東京のデザイン事務所に勤務。 デザイナーとして活動しながらも 点描を中心としたイラストレーション作品を発表している。

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